
10 June 2016
ロボットからラグビーまで各種のプロジェクトを支援します。
大和日英基金は、最新の日英間プロジェクト助成案件について詳細を発表しました。
2019年のラグビー・ワールドカップ日本開催に先立ち、スウォンジー大学の研究者が福岡大学にて最も効果的なラグビーボールの蹴り方を調査し、ラグビーの科学に関する公開ワークショップを行います。また、サイエンス・ミュージアムで開催される展覧会「ロボット」では、日本のテクノロジーやASIMO、Pepper等のロボットを紹介します。和太鼓師と道成寺の僧侶が英国を訪れ、太鼓ミーンタイムの作品Dojojiの公演ツアーに参加します。この伝統的な能の演目は、さげすまれた女が蛇に変身し、山伏を恨みの炎によって鐘の中で焼き殺す話です。
重点助成は、英国と日本の団体による大規模な共同プロジェクトに対して授与されます。
インペリアルカレッジと京都大学の研究者は、世界的な薬剤耐性問題に対処する最善の方法を確立するため、英国と日本の健康管理施設で研究を行います。キュー財団、東京大学総合研究博物館、国立科学博物館は、日本の現代アーティストによるボタニカルアートの展覧会Flora Japonicaを開催します。2016年秋からキューガーデンで、2017年秋から東京で展示を予定しています。
最新の助成案件の一覧は、基金Webサイトをご覧ください。
[バックグラウンド]
大和日英基金は、1988年に大和証券株式会社の寄付により、英国のチャリティ(非営利団体)として設立されました。英国と日本の相互理解の促進を目的としています。あらゆる分野の活動に対し助成金や奨学金を授与し、日英の研究者および学生の教育交流や相互的なイニシアチブの支援をしています。また英国における日本への理解を深めるため、ロンドンの大和日英基金ジャパンハウスでは年間を通して様々なイベントを企画しています。日本では、基金の東京事務局が業務を行います。
基金やその活動に関する詳細は、www.dajf.org.ukをご覧ください。
[照会先]
〒102-0076
東京都千代田区五番町12-1 番町会館103
大和日英基金 東京事務局
副事務局長 河野順子
TEL: 03-3222-1205 FAX: 03-3222-1208
Email: tokyo.office@dajf.org