
13 August 2020
サー・ティム・ヒッチンズ大和日英基金の理事長に就任
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大和日英基金は、2020年7月9日付でサー・ティム・ヒッチンズが理事長に就任したことをお知らせ致します。2012年から理事長を務めたサー・ピーター・ウィリアムズの後任となります。
サー・ティム・ヒッチンズは1977年の初来日から長きにわたり公私ともに日本と関わりがあります。2012年から2016年までは東京の英国大使を務め、現在はオックスフォード大学のウォルフソン・カレッジの学長をしております。
2008年に理事となり、2012年に理事長に就任したサー・ピーターによるこれまでの基金への多大なる貢献に、心より感謝します。彼のリーダーシップのもとに開始されたプログラムのなかに、「大和日本研究スコラーシップ」(大和証券株式会社支援による大学院における日本研究者のための奨学金)と毎年行われる「大和一番レクチャー」(英国大使館との協力によって東京で開催される著名な英国人によるレクチャー・シリーズ)があります。
サー・ティム・ヒッチンズは、「サー・ピーターが将来に残して下さったこれらの素晴らしい活動を引き継ぎ、大和日英基金の理事長となることを嬉しくまた光栄に思います。日英両国の相互理解を築き、両国についての研究と知識を深めることを支援していく基金の仕事はこれまで以上に重要です。」と語っています。
大和日英基金は、個人・団体を問わず、日英のあらゆる分野における活動に助成金を授与しています。本基金の最も重要な活動といえる、大和スコラーシップの下、1991年の開始以来、182名の大卒の若い英国人が、日本と日本語について学び、理解を深めております。最新の5名の大和スコラー達は、2021年の3月に日本へ出発する予定になっています。