
魚拓
News11 December 2017
大和日英基金は魚拓から神経筋疾患まで、各種の支援をしています。
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大和日英基金(www.dajf.org.uk)が支援する日英間のプロジェクトの最新9月ラウンドの詳細をお知らせします。最近の助成支援プロジェクトのリストは、基金のウェブサイトでご覧になることができます。
奨励助成として、アーティストのエリノア・モーガンとサム・カーティスが日本で「魚拓」について学び、ロンドンで海洋生態学についてのワークショップ開催を支援します。名古屋大学とニューカッスル大学間を研究者が渡航し、先天性Myastenic症候群(遺伝性運動支配障害)の引き金となる遺伝子を調査します。ニューキャッスルの映画製作者とティーズサイド大学の研究者は日本におけるマンガ産業を研究するために来日し、ドキュメンタリー映画と学術論文を通して調査結果を広めます。英国の試験、Aレベル向けの新しい芸術史の教材開発のために、日本の芸術家と建築家の作品を含む技術面の研究のために来日するセーラ・フィリップスとキャロライン・オズボーンを支援します。
重点助成では、日英の組織同士のより大規模な共同プロジェクトの支援をしています。
日本の国立歴史民俗博物館の教授ら4名は、2018年開催のウエールズ国立博物館の日本特別展覧会を機に渡英し、現地の研究者と交流し講演や研究会を行います。マンチェスター大学、チェスター動物園と北海道大学の相馬雅代準教授らは、絶滅が危惧される野生の文鳥の保全を視野に,飼育・家禽下の文鳥の歌がどのように進化したかを解明する共同研究を行います。イースト・アングリア大学から5名の研究者が来日し、大阪大学の池田学教授とともに「認知症の最新研究に関する共同セミナーや認知症のケアに関する日英共同研究を進めます。
【ご参考】
大和日英基金は、1988年に大和証券株式会社からの寄付により英国の非営利団体(チャリティ)として設立されました。英国と日本の相互理解の促進を目的としており、次の活動を柱にしています。詳細は ホームページをご参照ください。www.dajf.org.uk
- 日英関係への貢献に意欲的な個人・様々な団体のプロジェクトに助成金を贈呈。
- 日英両国の学生・学術研究者に人物交流・共同研究の機会を与え、研究促進を支援。
- 大和スコラーシップの授与。英国の大学卒業者を対象とし、日本語学習と職場研修の機会を与える。
- 年間を通して、英国における日本理解を促進するイベントをロンドンの大和ジャパンハウスにて開催。
【照会先】
〒102-0076
東京都千代田区五番町12-1番町会館103
大和日英基金 東京事務局
副事務局長 河野順子
TEL: 03 3222 1205 FAX: 03 3222 1208
Email: tokyo.office@dajf.org