大和日本研究スコラー2017
大和日英基金はここに、第3期生の大和日本研究スコラーを発表します。
今年は、3名を選考しました。
写真付きのプロフィール(2017年7月現在) はこちらをご覧ください。
スコラーについて
ハリエット・クック
2016年にシェフィールド大学で学士号(日本研究)を取得。幼い頃、アニメや文学を通して日本に興味を持ち始める。学士課程の一環として、2014/2015期の1年間は九州大学で学んだ。2018年9月に早稲田大学の修士課程(国際関係学)を修了。彼女の論文は日本の人口構造の変化に関わるもので、具体的には、子どもを持たない選択をする女性とその理由、またこのような現象の歴史的背景について考察したものである。彼女は2019年9月にロンドンに戻り、日立ヨーロッパ社の戦略・経営企画チームに勤務している。
ケンドラ・エヴァンス
2016年にケンブリッジ大学で学士号(日本研究)を取得。2014/2015期の1年間は同志社大学で学んだ。2016年8月からJETプログラムの国際交流員として、山梨県観光部で翻訳、通訳、また教育およびビジネス交流の手配業務に従事。日本では書道教室に通い5級を取得した。2018年9月にロンドン大学アジア・アフリカ研究学院の修士課程(歴史学)を修了。彼女の論文は、1879年のズールー戦争に関する日本の報道について研究したものである。彼女はロンドンの日本大使館政治部で個人秘書として勤務している。
カレン・コン
2017年にエジンバラ大学で学士号(日本研究)を取得。学士課程の一環として、2015/16期の1年間は関西学院大学で学んだ。2017年秋、エジンバラ大学の修士課程(日本研究)に進学。彼女の研究は、大和の地域権力から中央集権的な官僚制への移行に着目したものである。肖像画や漫画に興味があり、日本で漫画のコンペティションに参加する予定。彼女の長期的な目標は、日本の古代史の研究で博士号を取得した後、学界で働くことである。現在、エジンバラのゲーム会社で品質保証アナリストとして勤務している。