Daiwa Scholars 2003
大和スコラー2003、第13期生は2005年4月に奨学金プログラムを修了しました。
大和スコラー2003は、その前に英国の7つの大学と高等教育機関を修了しました。それぞれ専門とする興味分野は音楽、アート、地形学、建築、物理の広範囲にわたり、異なるバックグラウンドをもつ個人個人がこの大和スコラーシップの恩恵を平等に享受できることを示しています。
スコラーについて
サイモン・コスグローブ
ケンブリッジ大学ペンブローク・カレッジで音楽学士。雅楽、日本の音楽家についての卒論を書く。有能なサクソフォーン奏者で、BBC Young Musician of the Year の決勝に2度残る。カレッジが日本とつながりがあることから、日本音楽に強い関心を持つ。
スコラーシップでは日本の民族音楽を学び、自分の演奏活動もしたい。
ヴィクトリア・ホリデイ
ダラム大学地表システムグループで河川地形学博士。2001年に研究で来日して以来、専門分野における日英共同研究の促進を強く希望。スコラーシップでは日本の河川ネットワーク、貯水池に関して勉強した後、一般企業でさらにその技術を活かしたい。
ブライアン・オローク
クイーンズ大学ベルファストで原子物理学(高電荷イオン)博士。研究の一環として定期的に来日してきた。今回のスコラーシップを通して実験原子物理学における日英の共同研究を進めることを希望している。
カール・ランダル
プリンス財団の絵画学校で描画修士。英国の各種の有名な賞を受賞 している。 シンガー&フライドランダー/ サンデイタイムズ水彩画コンペ など。 フリーのアーティストを目指す。スコラーシップを通して都市景観ならびに日本の芸術技術を勉強している。
アレクサンダー・ヴィール
建築学専攻で、カーディフ大学ウェルシュ建築の修士課程在籍。英国王立建築家協会(RIBA)のPart I、PartⅡの試験でトップの成績をとる。日本建築を学び、卒業論文の研究の一環で来日の経験がある。建築家の資格を取る前に、スコラーシップを通じて日本の伝統的な建築技術と、最先端の建築設計との両方で貴重な経験を積んでいる。