大和スコラー 2015

Daiwa Scholars 2015 at Daiwa Anglo-Japanese Foundation on 12 June 2015 (Background: 'Pigment Drawings' by Julie Brook, part of the Daiwa Foundation Art Prize exhibition 2015)
大和日英基金はここに、第25期を発表します。
今年は、6名を選考しました。
異なる13の大学を卒業し、専門分野はアニメーションとシュールレアリスト(超現実主義者)のアート、
航空工学、仏教美術、地政学、作曲、演劇とパフォーマンス研究の広きに亘っています。
第25期、大和スコラー(DS15)は 2015年9月に東京へ向けて出発しました。
写真付きのプロフィール(2015年3月現在) はこちらをご覧ください
スコラーについて
ルイ・コップルストーン
2014年、ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)で学士(ネパール学・美術史・考古学)を取得。2015年、、コートールド美術研究所の修士(仏教美術の歴史と保護)を取得した。日本文化および日本の仏教に対する理解を深めることにより、アジアにおける仏教および仏教美術の伝播と発展の理解に役立てたい。将来は仏教研究と美術史で博士号を取得し、学界でキャリアを積むことを望んでいる。
ソニア・フリエル
2005年にダラム大学で学士(英文学)、2006年にサセックス大学で修士(創作文芸とクリティカル・ライティング)を取得。現在、ノリッジ大学の博士課程に在籍。オックスフォード大学およびエジンバラ大学の教官の指導も受けながら、ヤン・シュヴァンクマイエルとクエイ兄弟について学んでいる。ダーラム大学在学中に日本文学に触れ、日本の芸術、映画製作、又ひらきさわのようなアニメーターに興味を持った。ヨーロッパと日本における同時代の近代主義者のグループの共通点に関する新たな研究を進めるため、日本のアート・ギャラリーやアーティストとの関係を築きたい。学術機関で研究を続けながら、国際的なアート・キュレーターになることを目指している。
アンドルー・ジョーンズ
2010年にエジンバラ大学で修士(中国語)を取得。台湾国立師範大学で1年間学び(2010~11年)、2012年にロンドン大学キングス・カレッジで修士(地政学)を取得。中国古典詩を学んだ後、日本の俳句、特に芭蕉と一茶のような古い時代の俳諧師に強い興味を抱いた。日本への出発まで英国の防衛省で東アジア専門の政策アナリストとして働いており、今後も日本の政治、社会、言語に関する専門的な知識を深めて、英国の東アジア外交政策の構築と実施に役立てたい。
フランチェスカ・レロイ
2011年にマンチェスタ―大学で学士(音楽)を、2013年にスコットランド王立コンセルバトワールで修士(音楽)を取得。 多くのプロジェクト及び委任業務を通して作曲家として活躍し、フルートとサクソホンを教え、特別教育支援(SEN)が必要な子供たちのために学校で働いている。武満徹と福島和夫の音楽によって日本文化に興味を抱き、雅楽と尺八の音楽研究もしました。日本で音楽家から学んで、さらに作曲家としての経歴を発展させ、SENの子供たちと働いたり、コミュニティや音楽治療的なセッティングで働いたりする時には 音楽を使い続けていくつもりである。
アレクサンドラ・ラーター
2011年にワーリック大学で学士(劇場とパフォーマンス)を取得。2012年に、ホールホグ劇場を共同設立した。スタジオ・ギブリの寛大な許可を得て、「もののけ姫」を初めて脚色して舞台公演を行った。ロンドンと東京で脚色作品を演出した。この作品を始めとして、日本のアニメーションを原材料とした新しい共同脚色作品を製作するために英国と日本の協力を基にしたパートナーシップを築き、多様化する英国の劇場シーンの最前線にいたい。
キア・シモンズ
2015年にインペリアル・カレッジ・ロンドンで修士(航空工学MEng)を取得。日本に対する長年の関心は、ロボティックスと付随する最新技術を中心に展開していた大きな日本の展示会がきっかけであった。大学では、日本語とアニメ協会のメンバーで、日本語予備コースを修了。シンガポール国立大学で交換留学の終了後、2014年に日本を訪問した。特に人工知能と機械学習に関連して、ソフトウェア開発とロボティックスに学究的関心があるので、将来は関連したフィールドで職業につきたい