大和スコラー2012

大和日英基金はここに大和スコラー2012を発表しました。
本年は6名の大和スコラーを選出しました。
7つの異なる大学で学んだ者たちで、その分野は生化学、生物科学と疫学、文芸創作、犯罪研究、英文学にわたります。
東京へは2012年9月に出発しまた。
2014年3月12日に DS12の修了式を東京で開催しました。
DS12の修了式の際の紹介文はこちらです。
写真付きのプロフィールはこちらをご覧ください。
スコラーについて
ルーク・デイビン
バーミンガム大学、修士(生化学)。2005年に学校の旅行で2週間甲府を訪問した。日本語を2011年秋より勉強し、カンフー 部のメンバーでもあり、空手や柔道も練習している。専門の アルツハイマーの科学的研究を進め、この分野の最先端の日本の研究者や理研の研究センター等の団体 と連携を作りたいと思っている。
エリーネ・グラミチ
2010年にオックスフォード大学、学士(英文学)、イーストアングリア大学、修士(文芸創作)。 日本文学に長年にわたり興味をもっており、今後は、比較文学で博士号をとって、学究的側面と作家活動とをキャリアにしていきたい。将来は日本文学の英文への翻訳を促し、日英の文学面での交流を促進したい。
ニコラス・ホール
2010年にケンブリッジ大学、修士(犯罪研究)。2011年にキューバのマルタアベルーデラヴィラス中央大学マルタアベルーで修士(教育心理学)。日本の刑事司法制度、特に社会復帰に興味がある。今後、日本の刑事司法制度に着目して、社会復帰と刑事司法の分野で博士課程を修了する予定である。これには政府以外の政策関連団体や政策担当者の視点を入れたいと思っている。
アナベル・ジェイムズ
オックスフォード大学、学士(英文学)。2008年8月に一週間京都を訪れ、日本のアート、建築、家具に興味を持った。将来は、コロンビア大学において東アジア芸術の修士を取得する予定である。その後アート専門のジャーナリストやキュレイターを目指す上で、日本語能力は大変役に立つと思われる。
エイドリアン・ミルン
2005年にエジンバラ大学、学士(動物学、生物科学)、2007年にロンドン衛生熱帯医学大学、修士(疫学)。オックスフォード大学で移動民族保護の「デーナ宣言」関連の研究助手として、又インペリアル・カレッジ・ロンドンでは伝染病学者として働いていた。日本を数回訪問した経験から、伝統的な日本の地方と自然の概念、そして持続可能な生活と保護に特に関心を持っている。世界中で生物多様性の保護と民族の生活、健康と幸福に関連する仕事を続けたい。
ローザ・ヴァン・ヘンスバーゲン
2011年にゲンブリッジ大学、学士(英文学)。旅行記を書く学生のためのハーパーウッド奨学金をセントジョン・カレッジから受領して、2011年に日本で数ヵ月を過ごした際には、横浜で舞踏のワークショップに出席し、日本語も学習した。今後、ダンスの実践と執筆活動を通して、第ニ次世界大戦後のアバンギャルドなパフォーマンスと文学に関する大学院レベルの比較研究を行いたい。