Daiwa Scholars 2006
この度、2006年大和スコラーシップが決定し、8名が対象となりました。
新しいスコラーの内訳は女性5名、男性3名で、9月に東京でのプログラムを開始します。
各スコラーの出身大学はケンブリッジ、インペリアル、エジンバラ、リーズ、オックスフォード、シェフィールド、セントアンドリューズの7大学で、プロフィールは次のとおりです。
スコラーについて
ティーナ•バレット
リーズ大学で政治・議会制度について学び、優等で卒業。ケンブリッジ大学にてロシア政治の博士課程を修了予定。英国議会下院、欧州議会にて各種のインターンシップを経験する。学術的研究から日本に興味を持ち、外交政策分野に携わる仕事に就きたいと考えている。
ジョエル•ホーン
エジンバラ大学でコンピュータ・サイエンスを学び、今夏、卒業予定。 2005年に日本で働いた経験があり、大学では日本語も学んだ。特に、日本における科学技術の発展に興味を持ち、ソフトウェアの研究・開発に携わる仕事を希望している。
ジョアンヌ•ロー
グレート・オーモンド・ストリート小児病院医師。オックスフォード大学で医学を学び、診療研修の一環として、大阪大学医学部附属病院にインターンとして勤務した。将来は臨床研究も積極的に行う小児内分泌学者になりたいと考えている。
グレゴリー•ローデン
ケンブリッジ大学で歴史を学び、今夏、卒業予定。19世紀の日本に興味を持ち、2004年に日本に滞在。デモス(シンクタンク)での二回のインターンシップをもとに、将来、外交官として、或いは国際非政府機関で働くことにより、公共政策に携わることを希望している。
メラニー•オサリバン
シェフィールド大学にて、化学修士課程を修了の予定。カリフォルニア大学で交換学生として、上海のユニリーバで研修生として研究した経験がある。日本への興味は、日本人による有機合成化学の先駆的研究によって高まった。将来、博士号を取得し、研究者になりたいと考えている。
レベッカ•パルムストロム
セントアンドリューズ大学で国際関係論修士課程を修了の予定。メディア研修を、カリフォルニア大学ワシントンセンターで、またG8グレンイーグルズサミットに際してCNNで行なった。外信部特派員になることを希望している。
スティーブン•スコット
ロンドン・インペリアルカレッジの機械工学修士課程を優等で卒業、同大学で博士課程の修了予定。日本には学術会議への参加も含め二度訪問した。また、大阪大学工学部との提携にも関わってきた。公共機関或いは企業で、政策立案やコンサルタントの仕事に就きたいと希望している。
ルイーザ•ウィンクラー
オックスフォード大学で中国研究を専攻し、今夏、卒業の予定。中国を学ぶ中で日本への興味が高まり、大学では日本語も学んだ。英国と中国の新聞社でインターンを経験した。将来は調査ジャーナリストになることを希望し、日本と中国の政治・社会について執筆したいと考えている。