27 November 2020
【満員御礼】松本幸四郎氏による講演会「2020年に考える歌舞伎の伝統と革新」ご案内
日時:2020年12月10日(木)日本時間22:00-23:20
歌舞伎は、演劇、舞、音楽、衣装が融合して繰り出されてきた日本が世界に誇る伝統芸能である。江戸時代(1603−1868)初期に出雲大社の巫女である出雲阿国が舞った踊りが歌舞伎の原点と言われている。しかし、1629年に女歌舞伎が禁止され、現在のような男性だけで演じる形態へと移行。現在、歌舞伎は日本国内のみならず世界各国で愛される舞台であり、2008年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。歌舞伎は伝統芸能であると同時に前衛的でもあり、常々時代の流れに沿って進化を遂げている。歌舞伎舞台は独創的で、その時代の流行と伝統とうまく融合させることで、多くの観客の心を引き付けてきた。今回の講演会では、歌舞伎役者の松本幸四郎さんに歌舞伎役者の視点から見た「伝統と革新」について、「英国と歌舞伎のご縁」についてお話しいただく。また、歌舞伎がいかに昨今の新型コロナへ対応しているか、ならびに今後の歌舞伎の発展についての意見も伺う。